自分の経験を降りかえって、思うのは「最大の苦手科目は、最大の得意科目になり得る」ということです。なぜなら、苦手意識があるからこそ、人は意識的な努力を積み重ねるからです。 by 山本真司
山本真司・・・2005年イギリス・ユーロマネー誌に世界のトップ金融コンサルタントに日本人唯一選出される。現在、株式会社山本真司事務所を立ち上げ、代表取締役として活躍中。
筆者にとっては、それは古典だった。清少納言の「枕草子」の冒頭ー春はあけぼの。 それを見たときは衝撃的だった。春は格闘技!!(昔、あけぼのという格闘家がいた)それからというもの、家に帰っては、枕草子を読み続けた。1週間はやっていたと思う。「冬はつとめて」(冬は朝がいいよね)という言葉に共感でき、うれしさを感じたのを覚えている。古典が苦手科目だったのが、得意科目になった瞬間だった。
現在はどうだろう?苦手だからといって、目を背けていないだろう?ただ、ひたすらに読み続けた「枕草子」を思い出しながら、今日も自身の課題と向き合う。