ヘミングウェイ~もし、だったら~

今はないものについて考える時ではない。

今あるもので何ができるか考えるときである。

「もし~ができれば・・・」「もし~だったなら・・・」 No!No!

「私は、今からこうするだ!!」

 

アーネスト・ヘミングウェイ

アーネスト・ヘミングウェイ

誰でも1回は聞いたことのある小説家だと思います。

1899年に、イリノイ州、オークパークで、6人兄弟の長男として生まれます。(現在のシカゴ西部にあたる。)

高校を卒業する後、記者になります。そして、翌年、赤十字の一員として、北イタリア・フォッサルタ戦線に向かい、重傷を負うことになりました。

そのあと、カナダ・トロントのトロント・スター紙のフリー記者をつとめましたが、パリで、ガートルード・スタインらとの出会いを得て、ここで、小説家になることを決心します。

彼は、とても行動派で、スペイン内戦に関わり、その過程で、「誰がために鐘は鳴る」「武器よさらば」などの長編小説をだし、のちに、ハードボイルド文学の原点として、評価されています。

1952年にだした、「老人と海」が評価され、ノーベル文学賞を受賞します。しかし、同年に2度も航空事故にあい、会場に出ることはかなわず、その後、事故による後遺症に悩まされ続け、1961年に、ショットガンでの自殺し、白玉楼中の人となりました。

ヘミングウェイの猫

近親交配でうまれた足が6本(多指症)の猫です。晩年、ヘミングウェイは、幸運を運ぶ猫として、可愛がりました。彼が亡くなったのち、倫理的あるいは政治的な問題はありましたが、今でもヘミングウェイ博物館に直系の子孫50匹が今でも、生きています。