おはようございます!こんにちは!こんばんは! 春暁のデレアートこと酒田です。
本日は、界面活性剤について、ご紹介します。面倒に思って、シャンプーとリンスを混ぜたことはないでしょうか?まず、泡立たないです。やってみたからです(笑) その理由をひもどいていきます。
●界面活性剤の役割には3つ!
・乳化・・・水に混ざらないものを混ぜる。
・分散・・・溶けたものを均一に分散する。
・泡立ち・・・そのまま!
総合的に、汚れを落とすというより、「汚れを浮かせる」といった感じです。
●界面活性剤にも大きく分けて、2種類あります。
アニオン系・・・陰イオンを持つ界面活性剤
カチオン系・・・陽イオンを持つ界面活性剤
アニオン系は、シャンプーに使われます。実は、アニオン系をカチオン系はそれぞれ、引き寄せ会い、打ち消しあいます。まるで、ロミオとジュリエットみたいですね(笑) それで髪の毛は陰イオンをもっているので、シャンプーと反応せず、本来の力を発揮することで頭をきれいにしてるんですね。
次にカチオン系は、リンスに使われています。上に説明した通り、髪の毛や頭皮に引っ付きます!ロミオとジュリエット現象ですね(勝手につけました)これによって、本来のちからは発揮しないものの、髪のコーティングになります。また、空気中の水分も陰イオンをもっているので、引き寄せられ、保湿効果も期待できます。
●シャンプーとリンスはロミオとジュリエットの関係だった。
ちなみに、カビキラーの界面活性剤はアニオン系が使われています。カビが陰イオンをもっているからですね。中性界面活性剤というものがありますが、アルカリ性のとき、アニオン。酸性の時、カチオンになる便利なやつです。だから、アルカリ剤でアニオン系で統一しているわけですね。
今回は、界面活性剤について、まとめてみました。調べてみると、現代科学のちからで、シャンプーとリンスを一緒にしたものあるそうです!